2月16日活動報/愛媛県石鎚山系生物多様性保全推進協議会 –––令和3年度報告WEB会議–––  

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とき 2022年2月16日(水)

愛媛県石鎚山系生物多様性保全推進協議会

–––令和3年度報告WEB会議–––

 

令和4年2月16日(水)13:30~16:15 

(場 所)会員の各事務所等

(会 員)愛媛県/自然保護課長、生物多様性センター次長、西条市/市民環境部環境衛生課・副部長、愛媛大学/社会共創学部・渡邉准教授、愛媛植物研究会/松井会長、NPO法人西条自然学校/山本理事長、NPO法人石鎚森の学校/曽我部理事・事務局長、愛媛県山岳連盟/峯本会長、面河渓を愛する会/白石会長、えひめ森の案内人会会長、石鎚森林組合/代表理事組合長、総務課長、久万広域森林組合代表理事組合長

(オブザーバー)環境省中国四国環境事務所四国事務所野生生物課長補佐、四国森林管理局愛媛森林管理署森林整備官、ふれあい担当
(協議会事務局)愛媛県県民環境部環境局自然保護課
(事務局参加)曽我部英司事務局長、黒河由佳事務局スタッフ 

 去る平成30年6月、設立大会を開催後、標記会員等が参加して年に数回総会や分科会を開催してきましたが、今回はコロナ禍のため急遽WEBEXを利用した報告WEB会議となりました。当事務局からは、曽我部事務局長が西条市の事務局より、また黒河事務局スタッフが松山市の自宅より参加。この2年程、「書面会議」や「WEB会議」という単語が一般的になって久しいですが、思えば石鎚森の学校が関わるWEB会議は今回が初めてとなりました。 当日は、㈱野生動物保護管理事務所関西支社代表の中川恒祐氏より「センサーカメラ調査および捕獲事業の成果と総合的な対策検討」と題した基調講演に始まり、植生等調査部会長・松井宏光氏、また人材育成部会長・山本貴仁氏、そして曽我部事務局長が会長を務める普及啓発部会よりは、事務局(愛媛県自然保護課)担当氏より令和3年度の事例報告がなされ、また森林のシカの食害対策に先駆的な高知県の団体や有識者も参加して熱心な意見交換が展開されました。

石鎚山系の高標高地では、シカ被害の面的広がりが桑瀬峠を越えて東黒森山まで近づいていて被害度が中から大へ、北側斜面(新居浜市、西条市)の中低標高地では、シカが集中する部分があり被害度は大ながら面的な広がりは無いとのこと。特に東明石山では被害が急速に拡大しており、固有種を含む希少種の保全が急務となっているとのことでした。豊かな自然が息吹く石鎚山系を未来に伝えるために私たちは今何を!

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