2/21活動報告 令和4年度愛媛県石鎚山系生物多様性保全推進協議会

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とき 2023年2月21日(火)

令和4年度愛媛県石鎚山系生物多様性保全推進協議会

令和4年度活動報告会/静かに広がっているシカ問題~その現状と対策~ 

令和5年2月21日(火)13:30~16:00 
(場 所)愛媛県農林水産研究所/松山市上難波
(出席会員)愛媛県/自然保護課、生物多様性センター、西条市/市民環境部環境衛生課、久万高原町/ふるさと創生課、愛媛大学/社会共創学部、面河山岳博物館、愛媛植物研究会、NPO法人西条自然学校、NPO法人石鎚森の学校、愛媛県勤労者山岳連盟、えひめ森の案内人会、久万広域森林組合
(オブザーバー)環境省中国四国環境事務所、四国森林管理局愛媛森林管理署
(協議会事務局)愛媛県県民環境部環境局自然保護課、愛媛県生物多様性センター、西条市市民環境部環境衛生課、久万高原町ふるさと創生課
※その他、行政、企業、関係団体より約70名出席
(基調講演講師)(株)西日本科学技術研究所・三嶺の森をまもるみんなの会/押岡茂紀氏
(事務局出席者) 曽我部英司事務局長、岩本昌美・黒河由佳事務局スタッフ

 本協議会での対面での会合が久し振りに開催されました。令和4年度の各部会の活動報告に合わせて、冒頭には「シカ食害で痛む四国山地の森~再生への道と課題~」と題して、西日本科学技術研究所、三嶺の森をまもるみんなの会所属の押岡茂紀さんより基調講演がありました。剣山山系・三嶺山域の概要とシカ被害、その対策としての三嶺の森をまもるみんなの会の活動や高知県の希少野生植物の食害対策事業、また石鎚山系へ広がるシカの分布と被害に関してお話を頂きました。

 やがて石鎚山系でも三嶺に観られる様なシカの食害により、山全体で土壌浸食や土砂の流失が始まることが懸念され、本協議会でも防鹿ネットのモニタリング調査に始まるいくつかの対応策をたてつつ今後の更なる対応へと協議を進めています。

 基調講演の後、植生等調査部会長の松井宏光氏、人材育成部会長の山本貴仁氏、また普及啓発部会よりは、事務局の県環境局自然保護課よりそれぞれの活動が報告され、参加者の意見交換があり閉会となりました。

   

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