自然と夢とロマンと・・・
ずーっとむかし、安芸の宮島にすむ女神様、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)が
石鎚山の神様に逢いにきました。
石鎚山の神様は、海を越えてはるばる逢いに来てくれた女神様を、とてもきれいでおいしいお山の水で
もてなしました。
「女神様、このお水は天の神様が高天原(たかまのはら)で大切におつかいになる天真名井(あめのまない)の水です。。どうぞ召し上がれ。」
すると・・・女神様は、たいへん喜ばれ、天真名井の水でしたら私の故郷の恋の水です。このお水が石鎚山にあるなんてなんと素敵なことでしょう。これからは故郷を思い出すたびに、このお山に登ってきます。
瓶が森から望む石鎚山↓
これを聴いた石鎚山の神様は、やさしい笑顔をうかべながら、「石鎚山は大変けわしいお山です。女神様がたびたび登れるお山ではありません。でしたら、あの東の山のなだらかな頂(いただき)に大きな瓶をおいて、この水を溜めることにしましょう。」と。・・・これが、なだらかな山容をもった石鎚山系のひとつである瓶が森のいわれになりました。
石鎚山頂から望む瓶が森から昇る朝陽↓
瓶が森の氷見二千石原(ひみにせんごくばら)の笹原とウラジロモミが印象的です♪↓
そして、これがその・・・・瓶壺です(^_-) な、な、なんと~実在しています。↓
大自然に夢とロマン・・・たまにはこんなお話も良いかと(^_-)
リチャード
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