NPO法人石鎚森の学校活動報告/8月31日~9月8日

NPO法人石鎚森の学校活動報告/8月31日~9月8日の画像
とき 2016年8月31日(水) ~ 2016年9月8日(木)

※平成28年度 第1 エコツアーガイド養成研修
研修運営受諾事業

平成28年831日(水)10:00/プログラムスタート~1600
(場 所)面河山岳博物館及び鉄砲石川キャンプ場周辺/上浮穴郡久万高原町
  (講 師) 矢野真志さん(面河山岳博物館学芸員)
  松井宏光さん(愛媛植物研究会会長、NPO森からつづく道代表、石鎚森の学校理事兼務)
(主 催) 愛媛県自然保護課
(運営事務局)NPO法人石鎚森の学校
(参加者)計17名(森の学校スタッフ3名、講師2名、県担当職員2名含む) 

当該研修は、過去2年間エコツアーガイドを養成するため県が当該事業を民間の団体に委託して実施されてきたもので、本年は森の学校事務局が研修運営を受諾し、計3回開催されることになりました。参加者は、基本的に研修会参加経験者・・・既にガイド経験のある方が多く、本年度はリスクマネジメントを学びたいとの声から、初回は危険生物や危険植物の対応を組み入れてみました。

午前中は矢野さんから、博物館に展示中の蛇やマダニ、ムカデを始め蜂、ケムシなどの被害を避ける方法やその対処についてレクチャーをいただきました。なかには、まことしやかに古くから言い伝えられている対処法のなかには全く無意味なものもあり(-_-;)先ずは正しく怖がることを再認識した次第です。そして、それぞれに適切な処置を施すことができれば・・・一朝一夕にはならず、やはり学びと経験を積んで行くしかありません。

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午後からは場所をフィールドに移し、松井さんから実物のウルシ、イラクサなどを提示され、触れないように(^_-)とアドバイス。植物は動かないのでこちらが触れなければ先ず大丈夫・・・ですが、やはり、これも知らないと触れてしまい・・・これまた勉強です(^^;)

ガイド自身もそうですが、ツアー参加の方を安心、安全に目的地をご案内することが先ずは一番大切なこと・・・後2回の研修も私達森の学校スタッフはもちろん、ガイド業のスキルアップに繋ぐべく研修運営を務めて行く所存です。皆様~お疲れ様でしたm(_ _)m

※スターナイトツアーご一行を成就地区へ/お山の案内人活動       

平成2893日(土)1500(ロープウェイ乗車)1800(スキー場、レストハウスまで)
場 所)ロープウェイ山頂駅舎~本道を自然観察しつつ成就社へ・境内で神社やなど伝統文化の話~     成就社自由参拝後に第一園地経由で頂上展望台、リフトでレストハウスまで。
(ご案内団体)スターナイトツアーBプラン 合計18名/大人13名、小学生5
(星空ガイド)西条自然学校・山本さん
(自然ガイド)NPO法人石鎚森の学校/曽我部英司事務局長、岩本昌美事務局スタッフ
(催行者)㈱JTB中国四国松山支店

 10月1日の宵を最終に計7回催行される人気の石鎚山ピクニック園地をメイン会場とする星空観察会・スターナイトツアー。本年は星空観察の事前の時間を成就地区の自然観察に充てるオプションが追加され、森の学校は今年2回目となる自然観察のパートを担当させて頂きました。 天候は時折小雨・・・メインの星空観察は屋外では中止となり、スキー場レストハウスでプロジェクターを使っての観察会となりました。

 私達の担当する自然観察は、予定通りのコースを予定通りの時間で安心、安全にそして楽しく執行することができました・・・一安心です。先ずは自然が相手、風雨の時もありますし、お客様の年齢や期待する方向も様々。ゆっくりとはいえ、ゆるやかな登山道を3時間程徒歩でご一緒することになるので、予定を組んでいても、現場合せの臨機応変な対応が必要と常日頃感じています。今回は・・・ほぼ予定通りにご案内することができました(^_^)v

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※平成28年度 第2 エコツアーガイド養成研修
研修運営受諾事業
平成28年98日(木)9301600
(場 所)愛媛県生涯学習センター/松山市上野町
  (講 師) 北川健司さん/NPO法人エヌエヌネット代表理事、中部山岳ガイド協会会長、
  ㈱アウトドアサポートシステム代表取締役
(主 催) 愛媛県自然保護課
(運営事務局)NPO法人石鎚森の学校
(参加者)計19名(森の学校スタッフ3名、県担当職員3名含む) 

 その研修運営を担当する2回目の内容は、ファーストエイドと運営者・ガイドのリスクマネジメントをテーマに終日をワークショツプ形式で進め、現場での対応や処置方法を学びました。ご参加の方は、ガイド経験のある方がほとんどで、事例の多少はあるものの「ヒヤリ、ハット」は相応にあり、充実した1日となりました。

その道のプロとして国内外でご活躍中の講師・北川さんは、石鎚山は未踏とのことなので、ご来県頂いた研修前日の時間を利用して曽我部事務局長と黒河由佳事務局スタッフが成就地区へご案内。ここでも様々にお話を伺うことができました。

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 森の学校事務局が主催するイベントで、過去に大きな事故や怪我が発生した事例はありませんが、スタッフが下山後に、捻挫と思っていた脚が骨折していたことや、山頂をご案内した方が下山後脚に不具合が生じ、加入していた保険で治療に対処したこともありました。

事の大小に関わらず、冷静な判断と的確な処置、安心、安全な事業の催行は基本中の基本。今後も肝に銘じつつ事務局を運営して行く所存です。
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