では・・・携帯トイレブースとは?
「石鎚山のトイレ」と題したこのページでは、前回「携帯トイレ」をご紹介しました。
で、今回は「携帯トイレブース」をご紹介させて頂きます。
・・・・それは、簡易組立て型の・・・これ!
因みに常設型の画像は、去る平成22年9月22日に、石鎚山頂の自然浸透式(平たくいえば、(-_-;)垂れ流し式)の公衆トイレを実証実験を兼ねて閉鎖し携帯トイレブースにしたものです。あ!石鎚神社頂上山荘内の宿泊者専用トイレは、改築当初より燃焼式を採用した環境配慮型のトイレです。
ですが、処理能力の限界が1日50人・・・つまり、宿泊者定員を超えての屎尿処理はできません。時折、有料でも良いから借用できないか?とのご依頼を頂くようですが・・・このような分けで残念ながら宿泊者以外の方のご使用はできません。悪しからずご了承下さいm(_ _)m
さて、ブースの使い方ですが、双方共に中には洋式の便座があり、その便座に持参した携帯トイレをセットして用を足すということになります。そして、使用済みの携帯トイレは持ち帰るか、その山域で指定された回収ボックスに納めることになります。
今般、2の鎖元に新設された環境配慮型にしろ、現在の山頂の公衆トイレを予定どおりに携帯トイレブースにするにしても、誰かが掃除を始め保守管理をしないと、当たり前ですが使えなくなります。これまた当たり前ですが、深山には自動車道はなくそれに必要な道具や用具、備品は基本的に人が背負って登ります・・・。この経費の予算が現在、年間160万円。利用に際し1人100円以上のチップを、これも強制ではありませんがチップ箱に納めます。
新聞報道にもありましたが、去る11月20日に竣工して、7日間使用の用に供された石鎚山2の鎖元の公衆トイレ。約500人余りが使用したとみられ、2万8千円のチップが入っていたとのこと。
来年の4月雪解けまで環境配慮型の公衆トイレは閉鎖されますが、隣接する休憩所は年間を通して避難所、休憩所として基本的に解放されています。
日本一美しい山のトイレを目指して、また休憩所の利用を目指して1人1人が心がけていきたいものです。
リチャード
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