石鎚の山開きも終わり…
あの喧騒が嘘の様に、石鎚山7合目の成就社境内も日曜日とは言え静かになっています。12日の今日は、小雨と若干の風。
周辺のブナの森も時おり霧 が流れます。
登山道を行く人は、晴れると視点を遠くに定め、雨や霧になると視点は、自分の立ち位置に近くなります。とある哲学、宗教学者は、登山は森を抜けいつしかその森林限界を越えて山頂に着く…。森を抜けようとしている時は、自然と我が心を見つめて対話し、山頂に近くなると視界が開け、晴れ晴れと外界と対話する…と言います。
…なるほど、と思います。なぜ、人は山に登るのか…そこに山が在るから…とも言われていますが、信仰、観光に関わらず、その行為は人の心を浄化し、元気、勇気、やる気などの(気)を満たしてくれるものかと…
穢れとは、その人の(気)が枯れていることも意味します。
本格的な、夏の到来も間近。さあ皆さん~(気)の満ちる石鎚山へ(^^)v
リチャード
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