石鎚森の学校活動報告/12月3日~12月23日

石鎚森の学校活動報告/12月3日~12月23日の画像
とき 2016年12月3日(土) ~ 2016年12月23日(金)

※「ゆすはら物語」
 出版記念座談会&祝賀会

(日 時)12月3日(木) 15時~20時
(場 所)旅館「どうごや」松山市道後多幸町
(主 催)仁プロダクション
(著 者)黒田仁朗さん(当法人理事)
(当該単行本)ゆすはら物語/帯推薦の言葉、山折哲雄さん(宗教学者)
(参加者)山折哲雄さんを始め、当該単行本出版に関わる高知県高岡郡梼原町等関係者、及び愛媛県、広島県内の観光、団体関係者 等約40名

  今般、当法人理事でジャーナリストの黒田仁朗さんが「ゆすはら物語」を著わし、単行本として東海教育研究所から出版されました。その帯の推薦文は、かつて石鎚山のトイレ問題善処のフォーラムで基調講演などもいただいた著名な宗教学者、山折哲雄先生。内容は長編の紀行文タッチで高知県梼原町の歴史や文化からこの国の行方を占った1冊です。


 梼原といえば、数年前に森の学校の事務局研修旅行で訪ねた町であり、本文にメインで登場する土佐源氏の子孫・下元さんはその時に町内を丁寧にご案内いただいた方でもあり、事務局スタッフとしては、難しいことはともかく、身近な感覚をもって読むことができました。

  

会場では、参加者全員の紹介に始り、「地域から始めるこの国の再生」をテーマとして、著者の黒田さん、山折先生、また坂の上の雲ミュージアムの松原館長さんを囲んで、伝統や文化、また教育等など2時間半の座談会を展開。合間では、梼原町の紹介映像に続いて森の学校で作成した石鎚山のDVDも放映。曽我部事務局長がスピーチを加える時間もいただきお山のPRもできました。その後、同会場は和やかな祝賀の席となり、旧交を温め、また新たなご縁も生まれるなかに談笑が満ちていきました。
 黒田さん、出版おめでとうございます。今後益々のご活躍を期待しています。


※伊予銀行環境基金「エバグリーン」助成金贈呈式

(日 時)12月20日(火) 10時30分~13時 
(場 所)東京第一ホテル    松山2階コスモシルバー
(出席者)三井住友信託銀行藤村健一松山支店長始め計2名、立川涼運営委員長始め委員計5名、伊予銀行大塚岩男頭取始め計3名   及び伊予銀行スタッフ  助成計11団体の代表各   1名及び助成個人1名
(次 第)①開式/主催者挨拶・伊予銀行取締役頭取大塚岩男氏→②受託者挨 拶/三井住友銀行松山支店 長藤村健一氏→③賞状・目録贈呈/運営委員長立川 涼氏→④運営委員長祝辞/立川涼氏→⑤助成先の紹介及び質疑応答/11団体及び個人1名→⑥事務連絡→写真撮影→⑦昼食→ ⑧閉式
(事務局出席者)曽我部英司事務局長

 有り難うございます!伊予銀行環境基金「エバーグリーン」。昨年に続き2回目の贈呈を無事受けることができました。当該基金は、申請が通れば同一団体も2年間続いて基金を受けることが可能で、今回も夏のブナの森の自然観察会と冬の氷点下の雪の森の観察会で申請していたところ、11月中旬に助成決定通知を頂き、標記贈呈式に参席してきました。

 
   ・・・これで、定例の2つの事業の送迎バス代等に活用できます。ホッと一安心♪
 申請は春、そして贈呈可否の通知は11月なので、基金が下りなければ、当然のことながら諸経費は事務局負担となります。さらに参加人数が少なければ・・・大赤字というシナリオも浮上します。仮にご参加の方に松山市駅からの送迎バス代、必要経費等を負担して頂く試算をすると、特に冬は1泊2日で催行するため旅館宿泊代も含めると、大人1人1万5千円以上を頂かないと催行に無理が生じます。また、お子様連れのご参加だと結構な家計支出となり、告知募集も何だか心苦しく思えてきます。
  ですが、今回も基金を頂きお蔭様で来る2月催行の冬事業も松山から親子ペアで2万円を切る参加料で催行することが確定できました。どうぞ皆様、冬の石鎚山へお越し下さい。お待ちしています!


※平成28年度商工会等地域活性化支援事業(石鎚山を活用した秋・冬山における継続的イベント調査研究事業)

(日 時)12月23日(金)18時30分~20時20分
(場 所)石鎚スキー場レストハウス&ミニスキー場周辺

(主 催)西条商工会議所
(参加者)西条商工会議所、石鎚登山ロープウェイ、  NPO法人西条自然学校、旅行会社関係スタッフ、
 一般参加者等18名
(事務局出席者)曽我部英司事務局長、岩本昌美事務局スタッフ
 
 西条商工会議所さんから、冬季にスターナイトツアーを催行したいのでそのモニタリングへの参加依頼があり雪の降る夜の成就地区へ行って来ました。

 
 当日は、神奈川県また、香川県からご参加の一般の方もいらっしゃって、降雪する空に星を望める可能性は低く、先ずレストハウスに向かい、プロジェクターを使用して今の季節の星空解説。その後、ミニスキー場へ下りて夜空を暫く見上げてみました。
 ・・・が、解説の方のポイントを指すレーザー光線に降る雪が煌めくばかり。それはそれで美しく・・・。観察時間中、ついにレーザーポインターは、星の煌めきを捉えることはできませんでした。用意された高性能天体望遠鏡の出番もなく。

 
 ですが、一般参加の皆様は終始楽しそうなご様子。日常に体感しない深山の夜の静かな雪景。光を照り返す空や白いゲレンデがオレンジ色に染まり、周辺建物やゲレンデの全ての照明を消した光景は神秘的でもあり、このツアーならではの異空間といえます。
 さて、これから本格的に企画催行されていく「石鎚、冬のスターナイトツアー」。どのような展開を見るのでしょうか。楽しみです!

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