11月7日活動報告/石鎚森の学校2024/森林保全活動in石鎚山成就地区

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とき 2024年11月7日(木)

石鎚森の学校2024/森林保全活動in石鎚山成就地区
令和6年度愛媛県ニホンジカ対策植生保全協議会エコツアー委託事業

 令和6年11月7日(木)9:30/受付・石鎚登山ロープウェイ下谷駅
           ~14;20/ロープウェイ下山・閉会式
【場 所】石鎚山成就地区
【主 催】愛媛県ニホンジカ対策植生保全協議会
【運 営】NPO法人石鎚森の学校 【特別協力】石鎚神社
【講 師】曽我部英司 氏(NPO法人石鎚森の学校 理事)
【参加者】スタッフ関係者含み11
【事務局参加者】十亀雅史事務局長、岩本昌美・黒河由佳両事務局スタッフ
        藤原隆子サポートスタッフ

 今回、恒例の成就地区森林保全活動に併せ、愛媛県ニホンジカ対策植生保全協議会主催によるシカの食害エコツアー事業を行いました。
この協議会は本年4月に設立され、当法人は「人材育成・普及啓発部会」に所属し、本年、年2回登山道を散策しながら動植物の観察やニホンジカによる植生被害について学ぶエコツアーを実施することが決まっており、第1回目は森林保全活動に併せての実施の運びとなりました。
 当日は天気には恵まれましたが、昨年とは違い気温の低い中での活動となりました。
参加者の中には前日に西条市に来られ宿泊し、当日は朝から西の川を散策して受付された方もいらっしゃいました。ロープウェイ山頂成就駅内で開会式を行い、参加者全員に自己紹介をしてもらいました。県自然保護課からも4名来られ、石鎚山が初めてという方も。
 まずは自然観察をしつつ登山道を進みました。リチャード講師が面白可笑しく自然や植物について話をし、参加者も和気藹々と大変雰囲気も良く、楽しい自然観察となっていましたが、その道中のリョウブの木には多くのシカの皮剥の跡がありました。夏の自然観察会の時には無かったところまで被害が広がっており、早急の対策が必要だと参加者一同感じた次第です。
 その後はお昼を過ぎていましたが、森林保全活動として、石鎚神社成就社境内にかつて植樹したヤマザクラ周辺の雑木や下草の小枝を払い、サクラに陽が当たるように作業を行いました。その後昼食をとり、下山しました。
 閉会式はドウダンツツジに囲まれてそれぞれ参加者は本日を振り返り、普段何気なく山登りをしているなかで、ここまでシカの被害が広がり迫っていること、山を護る、植物を護る為に何が出来るか考えさせられました、と感想を頂きました。
 第1回目のエコツアーは参加者が少数となりましたが、活動の主旨から考えると非常に良いものになったと感じました。

  

 

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