NPO法人石鎚森の学校活動報告/10月2日

NPO法人石鎚森の学校活動報告/10月2日の画像
とき 2018年10月2日(火) ~ 2018年10月2日(火)

※愛媛県石鎚山系生物多様性保全推進協議会
ー普及啓発部会ー打合せ
【日 時】10月2日(火)午前10時 ~11時50分
【場 所】愛媛県庁第2別館3階 県民環境部会議室
【出席者】愛媛県自然保護課担当氏3名始め部会メンバー計9名
【事務局出席者】曽我部英司事務局長、岩本昌美、黒河由佳両事務局スタッフ

 今回の部会は、明年2月11日に西条市総合文化会館小ホールで開催予定の表記会シンポジウムに関して、石鎚森の学校が所属する部会の打合せがありました。
 シンポジウムの開催は、普及啓発部会の担当となっており、大筋のスケジュールとその内容が協議されました。当日は、プログラムスタートを午後からとして、午前中を諸準備に。基調講演をメインに置いてパネルディスカッションを展開。またホールの展示室も借用して、協議会の調査結果や石鎚山系の写真パネルを展示することとしました。
 基調講演の講師をどなたに依頼するか・・・、その講演内容によってシンポジウムのトーンも変化するので、ご参席の皆様に何をどうお伝えするかを再確認。この協議会のテーマは当初より「シカの食害」による生物多様性の変化を取り上げているので、突き詰めていくとどうしてもシカを害獣として駆除することに着地するので留意が必要(害獣駆除に関しては、県が主催する別の協議会で進行中との由)。


石鎚山系でも数年前からシカが定点カメラに撮影され、またシカ自体やその糞も石鎚山系で目撃され始めています。愛媛県では南予エリアの山、また四国だと徳島県の剣山や徳島と高知両県に跨がる山・三嶺などは、現在シカの食害対策で苦闘中です。石鎚山がその轍を踏まないように、今後の早急な対処が求められています。
そんななか、あくまでも、当協議会からの発信は「石鎚山系の生物多様性」を保全するためのスタンスを保持しつつ云々等々協議が重ねられ、講演講師の候補者やディスカッションのパネラーの選定も進められて行きました。当該協議会メンバーには、斯界の研究者や学者さんも含まれ心強い限りですが、私達森の学校スタッフも出来うることを真摯に務めて行く所存です。

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ