NPO法人石鎚森の学校活動報告/9月26日~27日

NPO法人石鎚森の学校活動報告/9月26日~27日の画像
とき 2019年9月26日(木) ~ 2019年9月27日(金)

「研修・視察」香川県小豆島方面へ
令和1926日(木)~27日(金)
(場 所)香川県/国営まんのう公園~四国村~小豆島へ
(参加者)曽我部事務局長、岩本昌美事務局スタッフ、人見義一・藤原隆子各サポートスタッフ 

 恒例の事務局スタッフ研修旅行、初日、先ずは香川県仲多度郡にある国営まんのう公園自然生態園へ向かいました。当該公園は1998年4月に第1期整備が完工し開園。次いで2013年4月に「さぬきの森」の開園により、全面開園され総面積が350haの広大な自然公園になっています。

  

 園内は、自然生態園、風花の庭や日本オートキャンプ協会より五つ星認定を受けているオートキャンプ場「ホッ!とステイまんのう」などいくつかのゾーンで構成されていて、多様な植物が観賞でき、季節の花にちなんだイベントも随時開催されています。ここでは、インタープリターの井上さんに、約2時間、自然観察とインタープリテーションの講義等を頂きました。

 平日ながら私達の滞在中にも課外授業中だと覚しき学生さんを始め、数組の団体の皆さんが園内を散策していて生態系を学ぶ貴重なフィールドになっています。ボランティアのインタープリターも数多く在籍し、さすが「国営」の感大です。

 

 次いで、源平の古戦場として知られる屋島山麓に昭和51年に四国各地から古い民家を移築復元した野外博物館「四国村」へ。自然溢れるその敷地には、江戸~大正期にかけての地方性豊かな社会教育の場、また観光スポットとしても親しまれ、当時の生活が伺える様に沢山の民具も展示されています。

また、村内には平成14年に新設された安藤忠雄さん設計によるギャラリーでは、絵画や彫刻、オリエントの美術品が展示されています。

 訪ねたこの日は、3年に1度、香川県沖の12の島と2つの港を舞台に展開される「瀬戸内国際芸術祭」2019・秋開催の前々日で、村内で作品の展示準備をしている学生さんや、設置済のいくつかのアートを観ることができました。これは想定外にラッキーでした。作品は有形文化財指定の民家の中にも有り、他所ではあり得ない展示場所かとも思われます。

 四国村を後に、高速船で小豆島へ30分程の船旅。今夜の宿は、エンジェルロードを眼下にする「天空ホテル海廬」です。チェックイン後、メンバーは徒歩でエンジェルロードへ。丁度引き潮で対岸の島へ歩いて渡れるタイミングでした。ラッキー(^_^)v

 

 さて、研修2日目は島内観光。手っ取り早くガイドさん付きの観光バスに乗り込みました。コースは、香川県の天然記念物に指定される餌付けされた500匹の野生猿が生息する「銚子渓」、火山活動で堆積した凝灰角礫岩などが織りなす日本三大渓谷美に数えられる「寒霞渓」、小豆島八十八箇所霊場、二十番札所の佛ヶ滝、本堂は洞窟の中にあり、寺と岩肌が一体化しているのが特徴、二十四の瞳映画村、最後に道の駅小豆島オリーブ公園と効率良く5時間半程で巡りました。

今回の目的地小豆島は、石鎚森の学校を法人設立して2年目の2008年に訪ね、小豆島のNPO法人ドリームアイランド理事長の立花律子さんらに島内散策とシーカヤックツアーを2班に分かれて体験させて頂いたことがあります。

今回も事務局長がガイドをお願いしようと事前に立花さんに連絡を取ってみたところ・・・以来、島興し活動を広く展開。古民家をリフォームした事務所兼、島の棚田でとれた美味しいお米で握る「おにぎり」をメインに提供する「こまめ食堂」も運営され、さらに今回の芸術祭のスタッフにもなっていて予定が合わず残念ながらお会いすることができませんでした。ですが、訪ねる先にNPO活動で御縁をいただいた人々が居るのは、どこか嬉しく心強くもあります。

初日のまんのう公園をご案内していただいた切っ掛けもNPO活動の延長線上にありました。
 今回も、充実した楽しい2日間となり、様々な御縁に感謝です!石鎚森の学校スタッフ一同、これからも御縁を大切に活動を続けてまいります。有り難うございました(^^)/

↓オリーブ公園/箒に乗って魔女の宅急便風に♪ 

 

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