「研　修」笠松山＆世田山へのトレッキング報告

　平成28年4月20日（水）午前9時スタート、午後3時15分解散
（場　所）笠松山（今治市／357㍍）～世田山（今治市／339㍍）
（ガイド:自然保護支援団体yamada club／今治市朝倉）渡辺二孝さん、藤原陽一郎さん、久米ひとみさん                                　　　　　　　　　　　　　　　　　　
（事務局参加）曽我部英司事務局長、岩本昌美事務局スタッフ　　　　　　　　　　　

↓古墳の中に居た先客のコウモリさん

↓古墳群近くの綺麗な溜池

 　yamada clubの事務局長・渡辺二孝さんとは、数年前からのご縁があり、今回当該クラブが主催するエコツアーに事務局スタッフの研修も兼ねて参加させて頂きました。終日のガイド料（サプライズの手作りの山菜おにぎりや、本格コーヒータイム付き）が１人3.000円は安い！しかも今回は私達2人に3人のガイドさん・・・なんと贅沢♪普段も最少２人でガイドを担当されるとか。安心安全への配慮もあるのでしょうが素晴らしいですm(_ _)m

↓ご案内頂いたスタッフの皆さん。中央が事務局長の渡辺さん、左が藤原さん、右が久米さん(^^)/

瀬戸内海国立公園のエリア内に位置する笠松山の麓、野々瀬地区には県下最大級の古墳群があり、尾根続きの世田山周辺にかけて南北朝時代には度重なる激しい合戦があった場所。それぞれに山城があり、国府に新田義貞の弟、脇屋義助を送ったが世田山城は落城。世田山の栴檀寺奥の院には新田義貞の甥・大館氏明の墓もあり、枝城となる笠松山城には新田四天王の一人、篠塚伊賀守が配属され無類の強力で敵をなぎ倒した武勇伝が有名で、かの太平記に戦闘の様子が記されています。

・・・等々コバノミツバツツジが彩りを添える登山道から瀬戸内海や石鎚山も望みながら、歴史や文化のご案内も様々に頂きました。ちなみに登山道は花崗岩の風化した真砂土で、数年前に笠松山は山火事に遭遇。ヤマモモなどが防火帯として植樹されていますが、その他の主な樹木はアカマツ、ソヨゴ、ツツジ、ネジキ、ヒサカキ、ネズミサシ、リョウブなどで下草はシダ類でした。

↓コバノミツバツツジを背景に

yamada clubスタッフの皆さん、楽しい勉強になる素敵な１日を有り難うございました(^_^)v今後益々のご活躍を期待しています(^^)/

↓光明岩と瀬戸内海を背景に

　↓栴檀寺奥の院のたたずまい

↓笠松山山頂にて

※興味のある方は瀬戸内海と石鎚山系が同時に望める「海と山との天空回廊　笠松山＆世田山トレッキング」へ
※連絡先
自然保護支援　yamada club
事務局住所:今治市朝倉下甲294-2
事務局長:渡辺二孝さん／携帯090-2785-0246
mail:nabe3190@ezweb.ne.jp