スズタケ開花後の現地視察依頼/お山の案内人活動

スズタケ開花後の現地視察依頼/お山の案内人活動の画像
とき 2018年9月18日(火) ~ 2018年9月18日(火)

平成30年9月18日(火)/9:00 西条市内駅前ホテル駐車場にて合流~成就地区へ

(場 所)旧石鎚村諏訪神社~ロープウェイ~ピクニック園地~本道経由成就社~八丁水晶場

(ガイド)曽我部英司事務局長

今回のお客様は、北海道よりお一人でご来山でした。当日、いつもの県道を揚々とロープウェイに向かうと・・・あろうことか・・・その駅舎の手前で2時間弱の時間帯通行止め(-_-;)いつもなら、少し待てば通してくれるのに、今日に限って時間通りとか・・・。

↓昨年の成就地区周辺に咲いたスズタケの花

お客様に土小屋へ廻ることを提案したところ、スズタケの開花後視察が主たる目的なので、どうしても開花場所へとのこと。何故?と思いつつもその間、旧石鎚村をご案内することとなり、諏訪神社周辺と村のお堂、石鎚集落最後の住人となった黒茶作りなどでテレビでもご覧になっていた曽我部正喜さんの住んだ中村集落へ続く山道などをご案内したところ「こちらに来られて大満足です!」との感想。
↓諏訪神社境内
 

一安心しつつ、引き返して11時20分のロープウェイに乗車、スズタケの開花場所へご案内。熱心に写真を撮り、根や周囲の状況や植生を観察されるご様子が素人?ではありません。覗ってみると、かつて植物の研究機関に在籍していたとのこと。・・・なるほど、全てを了解しました。60年から80年に一度開花する笹の「花」ですが、その立ち枯れの様子も貴重な状況としては全く同じです。研究者さんであったことをここで始めて知り、逆に私がいろいろと質問をしてご教導に預かった次第です。

↓立ち枯れたスズタケ

その後、鉱物にも興味をお持ちのご様子なので登山道沿いの化石層や石炭層、また水晶場へご案内。今回は、レアなコースで石鎚をご一緒させて頂いた次第です。研究者さん曰く「石鎚は、植生や地質にしても大変貴重で興味深いですよ!」とのことでした。(^_^)v

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