8月12日活動報告／石鎚森の学校2024夏　ブナの森の自然観察会

石鎚森の学校2024夏　ブナの森の自然観察会

令和6年8月12日（月・祝）11:00／プログラムスタート
　　　　　　　　　　　　　～15:10／ロープウェイ臨時便下山
（場　所）石鎚山成就地区(松山市駅発–西条市内経由–送迎バス運行有り）
（案内人）北添　伸夫さん／昆虫・天体のプロカメラマン
（主　催）NPO法人石鎚森の学校
（特別協力）石鎚神社
（協　力）面河渓を愛する会、石鎚みやま会、石鎚登山ロープウェイ㈱
（ツアー実施）（株）国際旅行
（参加者）合計16名（曽我部英司理事・十亀雅史事務局長・岩本昌美・黒河由佳両事務局スタッフ、藤原隆子サポートスタッフ含む）

　昨年に続き夏の定例事業が斎行されました。今年は初めての参加の方が多く、自己紹介の時には「いつもツアーでは時間に追われ急いで登山しているけど、ゆっくり散策しながら登山してみたい」「下界は暑いので少しでも涼しく過ごしたい」など様々な思いのなかで参加されていました。
　当日は、曇り空ではありましたが過ごしやすい気候での散策案内となりました。
　ロープウェイ下谷駅で受付。ロープウェイ山頂駅からピクニック園地へ。開会式で緊張の面持ちの参加者自己紹介が行われ、カブトムシドーム、キレンゲショウマ観賞、リフトに乗り移動中アサギマダラが一羽ですが気持ちよさそうに舞っていました。リフトの頂上では残念ながら下界は真っ白。各々想像の景色を楽しんでいました。ここから成就境内までは北添講師や曽我部理事の自然観察レクチャーを受けながら進み、様々な自然植物の写真を撮影されていました。
　午後からは、成就境内の説明を行い、第二園地を散策。しかし蝶や昆虫などが見られず、ここではシカの樹皮剥ぎの被害状況を見てもらい、ゆっくりと下山しつつロープウェイへ。下谷駅での閉会式では、朝の開会式と違って笑顔での振り返りを聞きながら、やはりリチャード節はみんなの心に響いているなあ、と感心しつつ、自然観察会は無事終了しました。
　夏・冬の自然観察会、秋の森林保全活動にも是非参加したい、とのお話もいただきました。ありがとうございます。皆さん、またお山でお会いしましょう！